如何做一个优秀的YAKUZA「ヤクザ」組長

日本是世界上唯一一个承认黑社会合法的国家,这使得以往只能躲在暗处的黑社会们只要向警察提交了注册,就可以“合法”地去做坏事了。每一个黑社会小组,都有一个头目。也许你以为凶猛一点就可以了,当然这也是条件之一,但是其实做一个优秀的组长并不容易。

你要服人,也要人服。看看传奇人物向谷匡史怎么样看待这群日本社会的特殊存在吧。

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ヤクザという稼業は、社会悪と見なされる存在。しかし、その一方で組員に心酔されるばかりか、市民からも厚い信頼を得る親分(組長)や患部も少なからずいるのが事実。任侠の世界に身を置きながらも、部下や後輩、そして誰からも頼られる人間。彼らのスタイルを見ていこう。

01.
子供っぽくて憎めない
チャーミングな一面がある

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人望とは「稚気(ちき)」のことではないかと思うときがある。稚気とは「子供っぽさ」のことで、組員に慕われる親分の多くは強烈なカリスマ性だけでなく、稚気にも富んでいる。

老舗ヤクザとして名を馳せるH会長は、右と左をよく間違えるため、会長付の若い運転手は泣いている。「会長、そこを左に曲がってよろしいですか」「右だ」と言ったので右に曲がると、「バカヤロー!右だ!」と運転席のバックレストをドンと蹴って「おまえは右と左が分からんのか!」とどやされるのだそうだ。

この運転手は「マジ、まいっちゃいますよ」とボヤキながらも、「でも、そこが会長のいいところでもあるんですがね」と言う。

彼が言わんとするのは、「うちのオヤジはたいした人だけど、ちょっと子供っぽいところがあるので、俺たちが支えていかなくちゃならない」ということなのである。「稚気」とは「憎めない人間」と言う意味で、人望には不可欠の要素だ。

02.
「白か黒!」で
きっぱりハラをくくる

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この人についていこう。そう思う瞬間がある。今は引退した長老ヤクザが若いころを振り返る。「飲み屋で代紋違い(他組織)とトラブってさ、ビール瓶でブン殴っちまったんだ。治療費がどうのこうのという話になったんで、どうしたもんかと理事長に相談したんだ」

すると理事長は世間話をするかのように「ヤるか詫びるか、ヤクザは二つに一つだろう」と拳銃をテーブルに置いた。当時まだ若手だった長老は「震えるほど恐かったけど理事長はすげえ人だって感激してさ、ハラをくくったんだ」という。すると「いい度胸だ。話は俺のほうでつけてやる」と理事長はニコリと笑ったという。このハラをくくった度胸に若い衆はあこがれるのだ。

ビジネスマンも「白か黒か」はっきりと迫ったり、自ら決断を下す上司・先輩にあこがれる。「白もいいし、黒もいいねえ。灰色だってかまわないよ」と保身に走る上司・先輩では部下の人望を得ることはできないのだ。

03.
迷いと不安を見せず
毅然とした態度でいる

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「優柔不断」と「朝令暮改」。嫌われる上司の双璧がこれだ。

実は、ヤクザの親分にも、このタイプは少なくない。「組長、××一家の連中ともめました。シメちまいましょうか?」と聞かれ「そうだな。まあ本部長と相談していいようにしな」といったり、「連中をシメちまえ!」と命じておいて半日後には「いいか、××一家には手をだすんじゃねえぞ」といったり。判断が組の存亡と組員の命を左右するヤクザの世界、それで部下の人望が集まるわけがない。

関西某会の組長は、幹部から判断を仰がれると「拳銃、打ち込んだらんかい」「静観や」と瞬時に判断を下し、それを暮改することはない。

私はこの迷いの無さを不思議に思い、なぜかと問うたことがある。「人間やから誰でも迷うがな。迷うのはええし不安も当然あるやろ。大事なことは迷いと不安を下の者に絶対見せんことや。ここで上のもんの値打ちが決まるんとちゃうか」と答えてくれた。

ヤクザの世界だけではない。迷いと不安を腹に呑み込み、決然と断を下す上司・先輩に人望は集まるのだ。

04.
人に慕われるための基本は
意外にも「健康管理」

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人生、太く短く——のはずのヤクザ親分が意外に健康オタクだったりする。ジョギングやウォーキングはもちろん、水泳にテニス。健康サプリは欠かさないし、深酒などもってのほか。

ヤクザは畳の上で死ねないというのも今は昔。亡き関東ヤクザの長老が、麻雀を打ちながら語ったものだ。「人間カネがあります、人望がありますと威張ったところで、病気には勝てない」と言い、「政治家とヤクザは健康不安がささやかれたら周囲の人間が浮き足立つ。跡目問題が起こるからね。」と続けた。ゆえに親分は、健康不安のウワサがたつことを嫌い、恐れるというわけだ。

ビジネスマン社会も同じ。「部長、胃がんらしいぜ」という噂が立てば、部下たちは神経を尖らせる。「ヤバイみたいだ」「じゃあ、遠からず退職だな」と部下たちの気持ちは離れていく。病気という現実の前では、人望など木っ端微塵に吹き飛んでしまうのだ。人望は健康あってこそ、である。

05.
「本音」は絶対に言うべからず

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人望のある親分は、本音を口にしない。組員たちは常に親分の隻言半句に耳をそばだて、顔色を読み、それに応じて我が身の処し方を決めようとするからだ。

例えば弱小組織が大手組織とトラブルを起こし、一触即発の際、「ヤバイ!」と親分が本音を口にしたら組員は脱兎のごとく逃げ出すだろう。信頼される親分は内心の動揺を呑み込んで、「心配せんでええがな」と笑いながら麻雀でもするのだ。

「これが楽じゃないんですよ」とインテリにして人望家で知られる中堅組織の組長。「幹部連中に相談するときも本音は言いませんし、悟らせないように注意もします。『綸言(りんげん)汗の如し』というやつで、一度口にした言葉は呑み込めませんから」という。

インテリの彼らしいこの言葉は中国の格言である。「綸言」とは「天子の言葉」のことで、「汗は二度と体内に戻ることが無いように、君主の一度発した言葉は訂正できない」という警句なのだ。

文:向谷匡史

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1950年生まれ。数多くの大物ヤクザを取材した週刊誌記者を経て、現在は浄土真宗本願寺派の僧侶。『会話は最初のひと言が9割』(光文社新書)、『ヤクザ式ビジネスの「かけひき」で絶対に負けない技術』(光文社知恵の森文庫)、『ヤクザの実戦心理術』『ホストの実戦心理術』(KKベストセラーズ)など記者時代の経験を活かした著書を多数もつ作家としても活動している。

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